Diary

 

2004-04

2004-04-29-THU 「Museo da Nampula」

朝、島を出発。かなり名残り惜しかった。絶対いつかまた来ようと思った。

ナンプラまで戻り、飛行機の変更手続きをし、ナンプラ民族博物館へ。黒い木の彫り物が有名で、実際に作業場も見学させてもらった。博物館内は見やすく、過去と現在の比較としてジーパンなどとともに、石炭炉が展示されていたことが面白いと思った。(日本ならガスコンロ、もしくは電気調理器のはず。。)

帰りの飛行機からは地平線に沈む太陽を見れた。なんかとっても得した気分です。

 

2004-04-28-WED 「ビーズ」

海岸を散策していると、砂浜で座り込んでいる少年に出会った。何をしているかと思えば、砂浜からビーズだけ拾い集め、それをつなぎ合わせてネックレスを作っている。砂浜には貝殻だけでなく瀬戸物のかけらなども落ちているが、ビーズを捜すのは結構手間がかかりそうだった。ただのビーズではなく、16世紀のビーズだと思うとなんかとてもすごいものに思えてくる。

今日が島の最終日。なんかあっという間だったけれど、ただの観光客としては絶対にできない経験をたくさんした。通訳をしたことで、自分のポルトガル語の未熟さも実感したが、同時にレベルもあがったと思う。仕事の方法。体験。出会い。すべてにおいて本当に貴重な経験ができた。よし、ほんとにありがとう。

あ、あとやっと10ケ月目にして、ミルキイーウェイの中に南十字星を見つけられるようになった。今まで何してたんやろ(笑)。

 

2004-04-27-MON 「Patrimonio mundial」

要塞の視察。実際に大砲がそのままの状態で置かれている。要塞内にある3カ所の貯水所は、雨水を貯める仕組みになっており、現在も住民の貴重な水源となっている。実際に多くの女性がバケツに水を汲みに来ていた。中には、その場で洗濯している人達もいる。

要塞の奥には礼拝堂があり、当時島で亡くなった宣教師などの遺体が埋葬されている。その中には、日本人の墓もあり(1588)、なんとなくこの島に対して親しみのようなものを感じた。

午後は徒歩にて島を一周。この地方独特の女性の化粧姿や漁師の雰囲気、墓地不足、ゴミの散乱やビーチの汚染など島が抱える問題点なども見ることができた。半日で歩ける程度の島にすごい歴史が積み重なっているんだなと実感。

 

2004-04-26-MON 「水中考古学」

モザンビーク島を中心に、水中考古学の研究をしている人達とのミーティング。午後からはその調査に同行させてもらった。ポルトガルの会社で働く彼らはキューバ人。水深平均6m。ダイビングで潜るのはできても、エアーなしで潜るのなんてほとんどしたことがないから、きつかった。肺活量のなさと、運動不足です。。

でも、ダイバーの一人がポイントを見つけてきてくれてから、そこをめがけて私が潜る。中国製の茶碗やなんかを実際に見ることができた。そのうち、黒さんごやイセエビ、ライオンフィッシュなど、見るものは魚に変わってたが。。潜れただけでも大満足なのに、こんな貴重な調査に同行できたこと。感謝です。

そのあと、博物館の中庭で、私たちのために地元のダンスグループが伝統的なダンスを披露してくれた。日本と島の友好を歌ってくれた。今日のことは一生忘れないだろう。

 

2004-04-25-SUN 「Reuniao」

朝一で、各コミュニティーのリーダ達とミーティング。今回はポルトガル語からマクア語(現地語)の2重通訳付き。なので、余計大変。。モザンビーク島の魅力を一人づつ述べて下さいとお願いした時に、彼らは口をそろえて、「要塞や博物館などの建造物だけでなく、モザンビーク島に転がっている石ころひとつからこの島に住む人々を含むすべての環境がこの島の魅力であり、ひとつだけあげることはできない」と。素晴らしいと思った。愛国心ならぬ愛郷心。

本当にこの島が好きなんだなあ。私もこっちに来てから、京都のいいところばっかり思いだしてる。私も京都好きやで。

 

2004-04-24-SAT 「Museo da Ilha」

午前中は、街中を散策。(近々モザンビーク島ページを作成する予定。お待ちください。)San Sebastiao 要塞にて、子供たちを中心としたお祭り(Ferias em portugues)の最終日のため発表会と閉会式が行われていた。

内容は、伝統楽器の作成、音楽・ダンスの指導、描画、陶磁器、スポーツ、パソコン、の他文化伝授を2週間。ポルトガルや、ナンプラ州内、島の子供たちの文化交流が目的。大変素晴らしいイベントなので、もっと宣伝をしたらいいのにと思った。

午後からは、博物館。17世紀前半に建てられ、その後公邸としても使用されていた。展示品の多くは、ポルトガルがインド交易を行っていたときのもので、とても興味深いものがたくさんあった。しかし、資金不足のため、清掃ができていなかったり、雨漏り、電気や水道代の支払いも危ない状況。ただの観光客としては見えないこと、聞けないことなどが知れるのでうれしい。

 

2004-04-23-FRI 「Ilha de Mozambique」

マプトから飛行機を乗り継ぎ、第3の町ナンプラまで約3時間。そこからレンタカー(運転手付き)にて約2時間半(公共機関で行くと5時間以上かかるとのこと。)、世界遺産モザンビーク島へ。任期中に絶対ここには行こうと思っていたので、かなり興奮気味!

ナンプラからの道はカシューナッツ畑、バオバブの木などがいたるところにあり、ガザ州では見られない岩山が連なっていた。島と大陸を結ぶ2kmの橋を渡り、念願のモザンビーク島へ。海がさんご礁のせいでとても青い。来て良かった。。って、早すぎ!?

 

2004-04-22-THU 「Museo do Maputo」

マプトにある自然史博物館。昨年8月の現地訓練の時に来たことがある。一番有名なのは、象の胎児の剥製(0ヶ月から出産まで1ヶ月ごと)。あとは、シーラカンスとジュゴンの剥製が目をひいた。その他は、子供向けの剥製動物園のような感じ。20年くらい中身は何も変わっていないそうだ。

ただ、ここの博物館。15時半までなのに、15時をすぎて入ろうとすると明日来いと断られる。おそらく職員が早く帰りたいからなのだろう。。

 

2004-04-21-WED 「初通訳」

15年1次隊のボツワナ文化財保護隊員の浦野くんが、世界遺産モザンビーク島での在外補完研修のためモザンビークへやってきた。ボツワナの公用語は英語。なので、一応私が通訳がわりで文化省の文化遺産課長とのミーティングに参加。

今さらやけど、通訳って難しい。向こうが言っていることを頭で理解できても、それを日本語へ直すというプロセスが私の中に不足している。逆はさらに考古学関係の専門用語が私の辞書にはない。。かなり苦戦。けれど、これから約2週間、少しでも彼の役に立てるようがんばろう。少しずつ。

 

2004-04-19-MON 「試験」

看護学校での授業が一段落したので、試験を実施することに。初めは最後のレポートを書けるように指導して欲しいと言われていたので、試験をするつもりはなかったのだが、学生にとっても実力の再確認になるということで。

今日は理論の試験。問題用紙を配って、監督。なんかこういうの懐かしい感じ。いつもは逆の立場やったけれど。。

みんなまじめに取り組んでた。教え概のある生徒達です。

 

2004-04-18-SUN 「朝もや」

最近だいぶ朝晩が涼しくなってきた。16−28度くらい。で、今日起きたら靄がかかってた。ながーい夏がやっと終わったかな。

こんな日は一日中家で、ゆっくりが一番。借りてきたDVD見たり、小説読んだり。久々にゆっくり家族の声も聞けたし。良い感じです。。

 

2004-04-15-THU 「Lanche」
 

Lancheとは10時頃と17時頃、食事の合間にとる軽い食事のこと。新しい事務所に移ってから、ちゃんとお湯をわかしてもらえるので、10時頃、コーヒが飲めるようになったのがうれしい。なぜなら、こっちの公務員は平日はお昼ごはんをあんまり食べないので、それにあわせるとお腹がすくから。(ただし、課長、局長などは、車で家に帰り食事をとる)。

多くの人は、15時半の就業後、家に帰ってから昼夜兼用で食べる。私も家が遠いので、近くのレストランや食堂でスープとパンだけですますか、パンを買ってきて事務所でコーヒを一緒に食べてる。朝もパンだから、炭水化物とり過ぎか!?

 

2004-04-11-SUN 「子供たちの目線」
 

インスタントカメラを100人の子供たちに渡し、子供たちの目線で撮った写真を、現地と日本にて歴史的な背景と共に紹介、展示するというプロジェクトを担当している永武ひかるさん(写真家)にお会いした。今までに東ティモール、オーストラリアのアボリジニー、台湾、ブラジルなどの国で実施され反響をうけている。そこで、今回アフリカ大陸としてモザンビークでそのプロジェクトが行われることになった。

他の国の子供たちが撮った写真を実際に見せてもらったが、何か心に伝わってくるものがある。少しでも多くの方に何かを感じてもらいたいので、興味のある方は下記HPアドレスを参照してくださいな。

http://www.wondereyes.org

 

2004-04-10-SAT 「新隊員歓迎会」

15年3次隊の2人、ひろみさんとあきこさんが到着。待ちに待った女性隊員!!今回は調整員の下藤さん宅にて歓迎会を行った。

一応、お好み焼がメインだったのだけれど(独断で。。)、カニ(またまたフィッシュマーケットにて仕入れてきた)に主役をうばわれました。これで隊員は合計6名。まだまだこれからやけれど、増えてきてなんか楽しくなってた。

私のモザン歴もだいぶ長くなってきたなあ。

 

2004-04-09-FRI 「Dia da Santa」
 

今週末はイースター。みんなミサに行くので、仕事も昼まで。だから、これを利用して旅行に行く人も多い。ヨーロッパのように長期休暇にはならないが、やはりカトリックの国だ。

明日は新隊員の歓迎会のためMaputoにあがるので、掃除や洗濯、買い物をすることに。久々に行った市場は結構楽しかった。1ヶ月くらい前から髪の毛を縛るゴムを探しているけれど、ここでも見つからなかった。おしいのはあるけれど、求めているものが見つからない。綿のちゃんとついてる綿棒とかも(笑)。

 

2004-04-07-WED 「Dia da Mulher」

今日は朝からずーっと雨。女性の日という祝日。女性の発展の誓いとしてバラを飾るらしい。広場では何かセレモニーが行われたらしい。私はMaputoで借りてきたDVDを見たり、本を読んだり。

雨だから出かけるのをやめようと思ったのだが、せっかく同僚の子供の誕生パーティだからと迎えに来てくれた。なので昨日作っておいたカレーと白ごはん持って。

近所の子供たちが20人くらい集まってて、お祝いの歌、ケーキカット、シャンパンでの乾杯が終わると、昼食、ケーキを食べる。その後は音楽にのって庭で踊りだした。大人のパーティとほとんどかわらない。踊りもすごくうまい。さすが。こうやって染み付いていくんやろな。カレーはみんなに気に入ってもらった。が、やっぱりシマと一緒に食べたいと。

 

2004-04-06-TUE 「ニワトリ」

明日は祝日。4足獣以外の物を食べるらしい。クリスマスの前もそうだったが、そういう時は職場にニワトリを売りにやってくる。リストに名前と注文数を書きこむと、就業後持ってきてくれる。平均一人4羽ずつ買っていた。1羽約300円。自転車にくくりつけたり、足を縛ってビニール袋にいれたり、そのまま車の荷台にのせて帰ったり。

もちろん私もいるかと聞かれたが、さすがに一人でさばいて食べようとは思わない。。いくら派遣前に訓練してもそれは無理です。

 

2004-04-05-MON 「私の台詞」

新しい事務所で初勤務。しかーし、前の部屋にはクーラがついていたのに今回はなし。扇風機も、カーテンも。おまけに午後になると私の後ろから直射日光が差し込む。。=(イコール)めちゃくちゃ暑い。窓には鉄格子もない状態。お金が途中で尽きたらしい。同僚達は仕事をする環境じゃないといいながら、外出したり、他部署で涼んだり。。

最近暇なのかおしゃべりが多い。その時、一人に言われた。「Sayakaはここで何してるんだ?」って。ショック、というより「それ私の台詞なんですけど」って(笑)。確かにデータベースのインストール待ちをして、カレコレ半年。で、すぐマプトに電話をしていつできるのか尋ねたが、今月中にはと。2月にも同じことを言ってたからかなりあやしい。

LANはつないだけど、ここで実際にやっていることはたまに来るヘルプデスク。あとはほとんど看護学校の仕事をしている。だから、そう言われても仕方ないか。私にできること、他に探せばあるのだろうが、それがここ(彼ら)に必要だとは思えないから動いていない。。どこかで彼らの自主性を求めてしまっている自分がいる。

 

2004-04-04-SUN 「笑顔の理由」

朝早く目が覚めたついでに、ビーチを散歩して日の出を見ることに。少し雲がかかっていたが、ほぼ水平線上に顔を出した朝日はとっても素晴らしかった(Photo参照)。なんかいっぱいパワーをもらった。

テントを片付け、昨日のロッジへ。一応どうなったかを聞きに。すると、信じられないことが!!昨日盗られた物がほとんど返ってきたのである。ロッジの従業員がその村の1軒1軒を訪ねて取り戻してきてくれた。村が小さいからというだけでなく、ロッジのオーナーが村の人達が困ったときは助けたり、彼らととてもいい関係を築いているからだ。

こういう国では、盗られることよりもそれが返ってくることの方がかなりめずらしい。。みんな笑顔で朝食を。この国も捨てたもんじゃないなあ。日頃の行いってまさにこういうことを言うのかも。

 

2004-04-03-SAT 「テント」

今週末はMaputoからXaiXaiにお客さん。4人と1匹。せっかくの4駆なので、少し奥のビーチ(Chongoene)まで足をのばすことに。見晴らしのいい南ア人経営のロッジがあったのだが、イースター休暇で残念ながら満室。昼食(もちろん魚)を食べ、XaiXaiビーチの近くのまだ建設途中のバンガロー?に泊まることに。2人はその隣に持参のテントを立てて。

またChongoeneまで戻って、泳いだ。ほとんど誰もいない。プライベートビーチ状態。波が少し高かったが、夕焼けの中満月に近い月が出てきた(Photo参照)。満喫していい感じで帰ろうとしたら。。

なんと友人のバッグが車の外に落ちていて、現金、携帯、デジカメなどがなくなっている。助手席の窓が10cm程開いていた。泳ぎながら交代で荷物の見張りをしていた時に、車の方を通りかかった男の子の顔を見ていた友人がいたので、さっきのロッジまで戻りオーナーに事情を説明した。特徴で近くの村の子だとすぐわかった。で、村に行こうとしたが暗すぎてたどり着けず、明朝にしようと。

遅くなったので、私もテントに泊めてもらうことに。テントに寝るの何年ぶりかなあ。窓から星と月を見ながら寝るの、すごく気持ちいい。こういうのもたまにはいいなあ。マラリアさえなければ。。

 

2004-04-01-THU 「引越し祝い?」

私が配属された頃からずっと工事中だった裏にある建物がやっと完成した。以前うちの課がそこに入ってたのだが、洪水でつぶれたので、建て直しをしていた。完成予定は、去年の7月っだったはず。。その予定が10月になり、12月。そして、3月と言われていたが、どうせもっとかかるだろうと思っていたのが、、

昨日は看護学校に行っていたので、同僚が机を運んでくれていた。今日は片付け、整理。LANを確認して。前より広くなったからケーブルが届かない(笑)。で、作っておいたサモサなどを揚げて、引越し祝いの準備。シャンパンも用意し、机には花まで飾って、40人くらい他部署の人達も集まり、後は局長を待つのみ。。

14時半開始の予定が15時半になっても来ない。ほとんどの人は定時だからと食べ物に手もつけないまま帰っていった。。結局残った人が取り合うように、スナックを食べたり、つつんだり。あっという間になくなった。せっかく作ったのになあって少し残念。なんだかよくわからないまま乾杯もせず片付け。いろんなことの決定権が上にしかなさすぎる気がする。


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2005-06-19 22:25 update

 

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